チャーチル 150の言葉
チャーチル 150の言葉
チャーチルの言葉には、
生身の人間が満身創痍になりながらも戦い抜いた、
20世紀の人生の記録、その魂の叫びが込められている。
第二次世界大戦時に劣勢の英国を勝利に導いた名宰相、チャーチル。
第61代、第63代首相を歴任し、1953年にはノーベル文学賞を受賞。
90歳で没した葬儀の際は、英国王室以外の民間人として初の国葬が行われた。
BBC(イギリス国営放送)が2002年に行った全国投票「偉大な英国人」では
1位に選ばれた。
こうした事実が物語るように、今なお、多くのイギリス人に愛されている。
しかし、その輝かしい経歴とは裏腹に、彼の実人生は、
度重なる困難と苦渋に満ちたものだった。
絶望することは罪である。
そこからは何も生まれない。
どんな逆境においても絶望してはならない。
むしろ絶望という名の不運から、
希望ある将来へと導く強さを学ぼう
と語るチャーチルの人生は、栄光と挫折が、背中合わせに、繰り返し登場する。
果たして彼は、いかにして幾度となく繰り返された挑戦と失敗から
大いなる成功を導き出し、今もなおイギリス国民に敬愛されてやまない、
偉大なる政治家になったのか。
どんな危機に直面しても揺るがない、確固たる信念はどこから生まれたのか。
本書は、名言の達人とされるチャーチルの言葉から150を厳選。
あらゆる人生の危機を乗りきり、困難な局面を逆転する術、
そこから成功に満ちた豊かな人生へと転換する術、
人生を慈しみ味わう術を学ぶことができる一冊。